高愼(こうしん)の妻である名族の娘・李雪華(りせつか)は、朝廷の権力を一手に握る渤海王の嫡子・高澄(こうちょう)に犯されてしまう。 憤った高愼によって、李雪華の運命は破滅の一途を辿る。李雪華はふたりの男の間で翻弄され……。